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なるほどブロンズは全部複製ですね!
原作者の管理の下で原作の石膏から鋳造されたのが一番正真正銘で、
原作者の知らないところで原作の石膏から鋳造されたもの、
鋳造物からの二番コピー、そこからまたとったコピー何番手、
さらには眼で見て似せて作ったものまで、いろいろありえて、
コピーの腕次第でハイファイ度が落ちてなんとなく甘く鈍くなってしまうということだろうと思いますが、ダビングを重ねたテープを安物のラジカセで聞いてもフルトヴェングラーには感動させられる、ということも十分あるわけで、ましてや青銅の重みを掌に感じての味わいは写真で見ているだけとは大違いだろうと思います。
川端康成は三島由紀夫に「レダは申し上げました通り日本盗製で(彫刻の事ですから偽作ではないでせうが不十分の出来で)ただ梅原さんのスケッチがお宅にありますゆえ持参いたしましたのですからお庭の片隅にでもお置き下さい」と書いており、梅原画伯もコピーもののスケッチを描いて楽しまれたことが窺われます。
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